こんばんは、吉田けいすけ(北区議会議員)です。
新型コロナウイルスの収束が見えない中で、生活、そして産業においてかつてない変化の時代が始まっています。
営業をしたくても「開店できない」
働きたくても「仕事がない」
これまで当たり前にやってきたことが「できない」
状況が良くなることを待ち続けることしかできない状況の中で、苦しんでいる方がたくさんいます。
まさに「淘汰の時代」と呼べるほど、力のない企業、変化できない人は後にも前にも進むことができない状況です。
そんな過酷な状況の中で生き残っていくには、何を考え、どう行動すればよいのでしょうか。
危機は、自分が試されていると思うべき
順調に事が進んでいるときは、決断、行動、結果について批判的に振り返ることがあまりないと思います。
しかしながら、うまくいっていない時には「どうしたらいいんだろう」と自分の行為を批判的に見ることができます。
ですが、それを考えていてもなかなか答えは出てきません。
さら一歩進んで、「自分はどうありたいのか」を考え直すべきだと思うのです。
何もなかったころに比べ、経験を積んで、プライドもできると、本当はどうでもいいはずのことにこだわりがちです。
・分からないから人に聞く
・できないから人にお願いする
・地道なことをやり続ける
このようなことは、誰しもができていたはずなのに、気が付くとできなくなっているものです。
同時に、始めた時の情熱。「俺はこれをやるんだ」という熱い気持ちも、いつしか立場が変わると少し冷めているかもしれません。
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結局、うまくいかないときには、シンプルに「これをやりたい」「これは譲れない」そんな、一番譲れないものを再確認し、それ以外の余計なことは早急に変えることが、状況を打開する解決策だと思います。
棚から牡丹餅のような偶然もたまにはありますが、期待して待つべきものではありません。
始めたときの気持ちを思い返し、「自分という人間はなんのために生きているんだろう?」と問いかけてみてください。
そして、そのコアな部分以外は、冷徹に変えるべきだと、状況に応じて判断して、分からなければ聞いて、できなければやってもらう勇気を持てば、現状を打破できると思います。
僕の経験則ですが、ご参考になれば幸いです。
それでは、また。