こんばんは、吉田けいすけ(北区議会議員)です。
「35人学級」本格スタート 改正法成立、期待と課題:日本経済新聞
公立小学校の1クラス定員の上限を40人から35人にする法改正が成立し、次年度から小学2年生と順次35人学級が実現される見通しです。
コロナウイルスによる密防止による気運が大きな推進力になったと思われます。
35人学級の実現は私も賛成で、ぜひ実現していただきたいと考えています。
そこで、35人学級(少人数学級)のメリットとはなんでしょうか。
文部科学省によると、
- 一人ひとりに目が行き届きやすく、学力・学習意欲の向上を支援しやすい
- 子どもの欠席者率の低下につなげられる
- 外国人児童生徒などへの日本語指導がしやすい
- 中学校の先生と連携し、チームティーチングなどを行なうことによる小学校における専科教育の充実
- 増加傾向にある発達障害のある子どもやいじめなど、特別な指導や支援が必要な子どもに適切に対応しやすい、など
などが挙げられます。
一人一人の児童により目が届きやすくなることが大きなメリットと言えます。
一方、デメリットとしては、教員不足そして教員の増員に係る人件費の増大です。
さらに、非正規雇用の教師を増やすことにも繋がり、教育内容の低下や生活が安定しない教師を作ることにも繋がりかねません。
とはいえ、世界各国を見ても日本は教師一人あたり見る生徒の割合は高く、より質の高い教育の実現のためには万難を排しても実施するべきと考えます。
明日から新学期です。
心機一転して仕事に励み合いと思います。
皆さま、新天地での活躍をお祈りしています。
それでは、また。