予算委員会の最後、議論しない「討論」とは…~予算特別委員会五日目~

コロナ

こんばんは、吉田けいすけ(北区議会議員)です。

 

先日に引き続き、予算特別委員会の補足質疑・討論についてお伝えしたいと思います。

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補足質疑は、その名の通り補足で質疑したい内容について質問ができます。

各款が終了した後なので、予算特別委員会を通じて生まれた新しい質問や、時間切れとなって質問できなかった項目を質問する場合がほとんどです。

 

「討論」は最後に予算についての賛否を表明する場であり、その理由なども同時に表明します。

文字通りに議論をするわけではないんですね…

私は、会計には概ね賛成ですが、併せて私の主張を述べさせていただきました。

 

詳しくは原稿をご覧ください。

原稿の一部(実際の質疑と変更点あり)

北区議会日本維新の会として、令和三年度東京都北区一般会計並びに三特別会計の各予算案について、賛成いたします。

 

以下、その理由について申し上げます。

税制の改正や、新型コロナウイルス感染症の影響による所得の減少や人口増加の鈍化等のために、一般財源が大幅に減少する見込みであり、感染急拡大を受けた緊急事態宣言の再発令によって、景気の先行きは不透明感が強くなっています。

そのような中で、令和三年度北区予算においては、感染症対策等に万全を期しつつ、重要性・緊急性等の高い事業を中心に、限られた資源を各分野に重点的に配分されていると概ね評価します。

特に新型コロナウイルス対策としての産業経済費に計上の各事業費や、PCR検査のさらなる拡充・ワクチン接種のための予算、GIGAスクール構想実現に向けた取り組み、子育て世帯や貧困世帯への支援の拡充、デジタル化の推進は大いに評価致します。

 

一方で、本委員会で必要性を訴えた、以下の課題の実現を改めて望みます。

 

  • 区長をはじめとする区政における責任者の報酬、期末手当、そして任期ごとに支給される特別職の退職金等について見直しを行い、真に「区民と共に」の区政を実現すること
  • 新型コロナウイルスワクチン接種に当たって、計画的でスピーディーな接種の実現に向けて邁進すること
  • 新年賀詞交歓会においての会費徴収など、貴重な区民税の支出を抑えるべく一層の努力をすること
  • ROSEの更なる創意工夫による発展や、担当課の設置など若手職員の育成・創造的な区政の実現に向けて邁進すること
  • 区内中小企業支援の事業を一定程度統合し、分かりやすく使いやすい制度の実現を目指すこと
  • 北区への一層の人口流入・特別区民税の増収・各種税の増収に邁進すること

 

以下は、真に「子育てするなら北区が一番」「教育先進都市北区」の実現に向けて、特に実現を望むものです。

 

  • 生活保護世帯の学習支援や、みらいきたなどを、スタディクーポン事業に移行し、より利用しやすく、教育効果の高い学習支援事業を実現すること
  • 受験生チャレンジ支援貸付事業をはじめとする各種支援事業は、一層の周知徹底に務めること
  • 子どもの学習支援教室については現場の声を更に聞くことに努め、予算の適正配分を心がけること
  • 中学校校則の見直しを行い、「自ら考え、判断して行動する」子どもの育成に努めること
  • 海外派遣事業のオンライン実施等を進め、子供たちにコロナ禍でも学習・体験の機会を提供に努めること
  • 成人式の会場実施を行い、旧友との友情を温める場を区として提供すること
  • コロナ禍により休止した教育事業は必ず再開すること。また、スクラムサポートなど教育の質に関わる事業は終了とせず、引き続きの実施とすること

 

以上、未来を担う子どもたちの代表としまして、これらの事業への積極的な対応を要望し、討論を終わります。