財政削減が必要でも、教育の質を落としてはいけない。~予算特別委員会四日目~

コロナ

こんばんは、吉田けいすけ(北区議会議員)です。

 

本日は予算特別委員会の4日目、教育費・土木費などの質疑が行われました。

私は、「休止・終了される教育事業」「コロナ禍の海外派遣事業」「校則」「成人式」について質問をしました。

コロナ禍による財政圧迫と、生徒一人一台端末の推進による家庭学習支援などで廃止される事業がいくつかあります。

「中学校スクラムサポート」事業もその一つです。

放課後に家庭学習のためのプリント等を配布して、家庭学習支援、学習習慣の定着を促進するものです。

ICT端末の配布により家庭学習の支援をアプリ等で行うことができるようになりますが、人が直接指導しないとなかなか取り組めない児童も多くいるはずです。

予算を削る必要があっても、このような学習習慣や、教育の質にかかわる事業は決して削るべきではないと訴えました。

校則については、必要以上に厳しい校則の見直し。

海外交流は、オンラインでの実施の必要性を。

成人式の集いを来年度合同開催することについて訴えました。

詳しくは原稿をご覧ください。

 

原稿の一部(実際の質疑と変更点あり)

科学教育費の「お茶の水女子大学連携事業」「理科実験支援学校数」の見直し、「サイエンスラボ」「科学・環境スクール」休止、本気でチャレンジ教室の終了、中学校スクラムサポートの終了とありますが、詳細を教えてください。

そしてその休止・終了としたことによる生じた財源を、新年度ではどのように活用する予定なのか教えてください。

北区立中学生のウォルナットクリーク市、セブンヒルズスクールの青少年交流団派遣事業について、今年度は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりました。

例年、11月ごろに実施されていますが、コロナウイルスが収束する見込みは立ってはいません。

来年度の実施について見通しはいかがでしょうか。

オンラインでの実施などを検討してはいかがでしょう。

来年度から区内小中学校でも児童一人一台のICT端末をはじめとして、ICT環境が整います。今後、ICT機器を使用した遠隔地との交流や、海外交流も一層容易になります。

なにより、中学生の貴重な体験の機会を確保するためにも、ぜひご検討をよろしくお願いいたします。

本会議にて新学習指導要領やGIGAスクール構想に関する、設備や教育内容について質問をさせていただきました。本日は教育環境についてお伺いいたします。

 

義務教育9年間で、中一ギャップから生じるさまざまな問題を解決するために、

学校ファミリー構想に基づき現在小中一貫教育を推進しております。

一方で校則に目を向けると、小学生の頃には許された頭髪、持ち物、衣服等について細かいルールが定められている状況です。

そして、中学を卒業し、高校に進学すると、多くの場合、校則は再び緩くなります。

北区の小中一貫教育の観点から、現在の中学校校則の在り方について基本的なお考えを教えてください。

文部科学省は、新しい学習指導要領を設置するにあたり、「改訂に込められた思い」をホームページに掲載しています。

その文章を一部引用します。

「学校で学んだことが、子供たちの生きる力となって、明日に、そしてその先の人生に繋がってほしい。これからの社会が、どんなに変化して予測困難な時代になっても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現して欲しい」

とあります。

「自ら考え、判断して行動する」子どもを育成するためには、子どもに自らの行動を考えさせる機会を可能な限り与える必要があるのではないでしょうか。

よって、校則によって生徒自身の判断の機会を奪うことのないよう、自らの行動を考えるきっかけをできるだけ失わせることのないように配慮すべきではないでしょうか。

主体的な学びの実現の観点からも、現在の中学校校則、特に頭髪や衣類に関することを自主性を尊重するように緩めるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

今年度は新型コロナウイルスの影響により、多くの行事が延期・中止となりました。

1月には、予定されていた成人の日記念式典は、会場開催からオンライン開催となり、成人式アトラクション及び、新成人の集いは中止となりました。

成人式は、大人としての門出を祝う場であると同時に、今後二度と会わないかもしれない、旧友との友情を温める場でもあります。

それは、北区で育ち、これから世界に羽ばたいていく子供たちが、ふるさととの繋がりを確かめる最後の機会になるかもしれません。

当初予定されてた「成人式アトラクション及び式典サポート」の予算について支出額がゼロ円となっています。

これは、中学校区ごとに集まり、まさしく旧友との友情を温まる場所です。

新年度の予算計上の考え方はどのようになっているのでしょうか。

今年度に「成人式アトラクション」や、「新成人のつどい」において使用しなかった予算を利用し、次年度との合同開催など検討をしていただけないでしょうか。