「区民と共に」は痛みを分かちあうことでもあるはずだ。~予算特別委員会一日目~

コロナ

こんばんは、吉田けいすけ(北区議会議員)です。

 

本日から予算特別委員会がはじまりました。

初日の今日は「総括質疑」と「議会費」です。

総括質疑とは、全議案を一括して質疑を行うという形式で、区政全般に関わることから、ホットな話題、各委員の関心が強い分野などが質疑されます。

議会費は議会全般に関わる質疑がなされます。

私は、コロナ禍の財政悪化状況において、区長をはじめとする区政における責任者の報酬、期末手当、そして任期ごとに支給される特別職の退職金等について見直しを求めること。

財政悪化で被害を被るのは区民か、将来の世代です。それを少しでも抑えるためには、区長をはじめとした区政の責任者が自らの待遇を考えなければならないと思います。

一期4年ごとに支払われる特別職の退職金(1000万円~2000万円)も時代にそぐわないですし、今一度見直しを求めるものです。

また、今後のスムーズなワクチン接種等を踏まえて、これまでのコロナ対策の総括を求めました。

議会費においては、開かれた議会を目指して、区議会公式LINEを利用した区民への議会の情報発信などを求めました。

時間の制約もあり、詰め切れなかったのが反省点ですので、次の質疑に活かしてまいります。

 

原稿の一部(実際の質疑と変更点あり)

予算編成方針において、不合理な税制改正により一般財源総額の確保が難しくなっていること、新型コロナウイルス感染症の影響により一般財源が大幅に減少する先行きであり、内部努力の徹底、緊急的な財源対策、基金と起債の効果的な活用により事業を推進して行くとのことでした。

特別区税・特別区交付金の大幅な減少が見込まれる一方、コロナウイルス対策をはじめとする緊急性の高い事業、そして子育て教育・福祉・まちづくりなど重要で着実な対応が求められる事業も控えており、まさしく区民の皆さまと共に、この困難を乗り越えて行かなければならない局面です。

区民の皆さまの中には、ご商売を廃業されたり、深刻な減収によって大変なご苦労をされている方も多くいらっしゃると認識しております。

そのような現状の中、区長をはじめとする区政における責任者の報酬、期末手当、そして任期ごとに支給される特別職の退職金等についてはなんら見直しを行わず、「区民と共に」という言葉はまやかしでしかないのではないでしょうか。

「区民の皆さまと共に」という言葉が意味することは、区民と苦楽を共にし、心を一つにして共に進んで行くことをだと私は考えます。

現在の世界を取り巻くパンデミックの状況に、真摯にそして全力で対峙することが求められているこの局面に当たり、北区の財政運営について、区長の覚悟と決意をお聞かせください。

さて、新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてはや1年が経過しました。私たちがかつて経験したことのない危機に、時に翻弄されながらも、粘り強く抑え込みに向けて様々な対応を図ってこられたことには、一定の評価をするところです。しかし一方で、行政の対応の遅さや、対策の不十分さなどを指摘する声もあることは事実です。

このような現状における区民の率直な声に対して、区としての見解を聞かせてください。

基礎自治体である北区だからこそ、国や都に先駆けて、また地域や住民の要望を取り入れた対策を迅速に、そして的確に取ることができるのであり、それが発揮できた部分も、不十分であった部分もあると思います。

区民の皆さまにとってより良い未来を構築するために、この一年間の新型コロナウイルス対策について、組織内における対応、そして区民の皆様に対するこれまでの対応を各々総括していただけませんか。

昔から「危機を前に、人は本性が出る」と言われますが、組織においては「危機を前に、組織は本質が現れる」と言えると思います。

人と組織、同じようで違う点は、組織は変わることができることです。

北区は、これまでのコロナ禍における様々な経験と対応を教訓として、今後どのような組織を目指して行こうと考えているのか簡潔に教えてください。

これから始まる新型コロナウイルスワクチン接種に当たって、全力で準備にあたってくださっていることに敬意を表し、これまでの後手に回らざるを得なかった対策から、計画的でスピーディーな接種が実現することを願い私の質疑をおわります。