こんばんは、吉田けいすけ(北区議会議員)です。
オランダの哲学者、スピノザをご存じでしょうか。
彼のいう「自由」について考えさせられました。
スピノザは、「自由な意志の存在」を否定しています。
意志は全て先行する原因によって決定されるため、選択の余地はないというのです。それでもなお、自由と思い込むのは無知ゆえということでした。
意志の力で、自由に未来を選択しているように見えて、実は過去の積み重ねでしか選択はできないと捉えました。
過去は変えられない。しかし、未来は変えられる。
と信じながらも、自分の意思さえも、過去が未来に対し大きな影響をもっているのです。
自由に生きたいと思うことは、無知なことなのでしょうか。
(※病んではいません)