都構想否決で感じた、地方分権改革の高いハードル。しかし地方創生は待ったなし。

北区

こんばんは、吉田けいすけ(北区議会議員)です。

 

本日は半年以上ぶりの維新新橋街宣でした。

各支部長も登壇し、東京でもここからリスタートしてまいります。

都構想も、地方分権をすすめ、統治機構改革そして地方の自助を促進する方法の一つでした。

中央集権型の今の日本の制度が、各所に綻びが生じているならば、地方が自助努力できるための権限を委譲し、地方から日本を活性化させるという考えです。

そして、地方創生。

東京一極集中を是正。

地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的としています。

地方創生を促すことで、地方における人口減少問題の改善、地域の消費需要の喚起や雇用の維持・創出、多世代との協働を通じた地域 の活性化などの効果が期待されてます。

しかし、大きな制度改革を待つことなく、地方は独自で地域を創生していかなければならない局面でもあります。

本日は、独自の地域創生を行った自治体の例をご紹介します。

千葉県いすみ市では、2015年に「美食の街いすみ~サンセバスチャン化計画~」というものを策定しました。

サンセバスチャンとは、スペインのバスク地方にある大西洋に面した人口18万の街です。食材に恵まれいますが、特に観光名所もない地方都市でした。

そこで、食により観光客を呼び込もうと、地域ぐるみで食に関するレシピ共有や料理研究など、食のレベルを上げる取り組みを行いました。

その結果、バル(居酒屋)でも一流レストラン並みの質の料理を提供できるようになり、近年、「ヨーロッパの美食の都」と称されるまでに成長しました。

人口1人あたりのミシュラン星の密度が世界一となり、世界中から食を求めて観光客が来るようになりました。

いすみ市は、優れた食材、美しい景観、東京(羽田・成田)からのアクセス性の良さに加え、東京オリンピックのサーフィン会場(千葉県長生郡一宮町)の隣町であることから、今後ますますの交流人口の増加が見込まれます。

そこで、このような背景を契機に、いすみ市では食・食文化の育成・ブラッシュアップを通じてスペインのサンセバスチャンのような「美食観光都市」へと変貌させていくことを目指し、活動をスタートしました。

地方創生というととても大掛かりなことのように聞こえますが、観光客の増加をまず考え、街の魅力を知ってもらうことから始まります。

そのために、地元の名産物の価値をいかに創出し、発信するか。

新しいチャレンジをしていく政治家が地方でも求められていきます。

当然、東京も例外ではありません。

20年以内には人口減少局面を迎える北区も、早急に地域の価値を創出し、人口減少を防がなければなりません。

私も危機感を持って、区政に邁進してまいります。

それでは、また。